このブログでは、ドイツの紅茶ブランド「ロンネフェルト」の話題をたびたび取り上げてきました。以前の記事でも説明したとおり、ロンネフェルトは高級ホテルやレストランの紅茶として採用されていることが多く、流通経路が限られています。そのため、飲めるお店を見つけるのもあまり簡単ではありません。
とはいえ、よく探してみると意外なお店で提供されている場合があります。今回はそんなロンネフェルトが飲めるお店をいくつかご紹介します。
アンバサダーホテル ハイピリオン・ラウンジ
まずは東京ディズニーリゾートのディズニーホテルです。と言っても、新型コロナウイルスの影響で、リゾート全体が休業中ではありますが……。
東京ディズニーランドホテルがロンネフェルトを提供しているのは、紅茶好きの間ではかなり有名だと思います。特にドリーマーズ・ラウンジは、アフタヌーンティーを注文するとロンネフェルトのスリーピングポットでお茶が提供されることがあります。
また、ホテルミラコスタでもロンネフェルトが提供されています。横浜の紅茶専門店ラ・テイエールのブログでは、ベッラヴィスタ・ラウンジの様子を見ることができます。
(ちなみにラ・テイエールのブログでは、ロンネフェルトが飲めるホテルやレストランが他にもたくさん紹介されているので、お店探しの参考になります)
しかし、この2つのホテルだけでなく、ディズニーアンバサダーホテルのハイピリオン・ラウンジでもロンネフェルトのお茶を飲むことができます。ハイピリオン・ラウンジは、他の2つのホテルのラウンジに比べて入りやすい雰囲気です。
2月の初めに訪問した際は、チョコレートとマロンクリームのケーキのセット、そして当時ディズニーランドで開催中だったスペシャルプログラム「ベリー・ベリー・ミニー!」のケーキセットを注文しました。
セットの紅茶はアッサムとセイロンにしました。なお、セイロンを注文するとイングリッシュブレックファストが出てきますが、ロンネフェルトのイングリッシュブレックファストはウバのシングルエステート(単一茶園)で、ウバ特有のメントール香が強烈なので、苦手な方は注意してください。
ロンネフェルトのイングリッシュブレックファストについては、以前飲み比べの記事で取り上げたので、味や香りの参考としてご覧ください。
teaisbalmforthesoul.hatenablog.com
マルゼンカフェ
次はホテルのレストランではなく、もっと入りやすいカフェに行ってみましょう。
丸の内や池袋などにある丸善のカフェ*1の中には、ロンネフェルトの紅茶やハーブティーを提供している店舗があります。今回は池袋の丸善の1階にあるカフェに行ってきました。
この店舗では、定番のダージリン、アッサム、アールグレイのほか、ルイボスクリームオレンジやハーブティーを扱っています。入り口にあるメニューボードにも、ロンネフェルトのロゴがしっかり写っていますね。
僕はロンネフェルトのルイボスクリームオレンジが大好きなので、今回もそれをチョイス。ティーラテも選べました。
お茶とセットで注文したのは、檸檬(レモン)のシフォンケーキ。丸善といえば梶井基次郎の『檸檬』ですよね。
ロンネフェルトが飲めるお店の中では、かなり気軽に入れるほうではないでしょうか。また、ケーキ以外にも有名なハヤシライスなどのフードメニューも充実しているので、カフェタイムだけでなくランチなどでもオススメです。
このように、探してみれば意外なところでロンネフェルトを飲むことができます。皆さんも見つけたら是非立ち寄ってみてください。
*1:正確に言えば、「カフェ・ド・クレア」というブランドが丸善とのコラボで運営しているようです。