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日本橋三越の英国展(パート1)に行ってきた

9月1日(火)から日本橋三越で開催されている英国展に行ってきました。今年は1~6日のパート1と、8~13日のパート2に会期が分かれています。毎年大人気でたくさんの人が詰めかけるイベントなので、新型コロナウイルス対策の観点から開催が難しいのではないかと思っていましたが、予定どおりスタートしたのでさっそく初日に様子を見てきました。

 

平日の昼にもかかわらず、会場内はかなりの盛況ぶり。店舗の配置なども例年と変わらず、感染拡大防止の面で不安があったので、ティースタンドでお茶を飲んだ後、少し買い物をしてさっさと引き上げることにしました。「これなら週末は人がかなり密集するだろうな」と思っていたら、Twitterを見る限りやはり大混雑のようです。

ちなみに、外食を嫌がる人が多いせいなのか、イートインコーナーが例年より空いていました。一方、物販はいつものように長蛇の列。何だか本末転倒のような気がします……( ・ั﹏・ั)

 

さて、店舗のリストや実際の商品については英国展の公式サイトをご覧いただくとして、この記事では僕が購入したものをご紹介していきましょう。

 

会場に到着して最初に向かったのは、リントンズのティースタンドでした。昨年も出店して大好評だったそうで、どんな味なのか気になっていました。

 

到着した時点でアイスミルクティーはすでに完売していましたが、僕の目当ては最初からホットのミルクティー。リントンズの「ゴールド」というブレンド茶葉を使っており、ジンジャービスケットが1枚付いてきます。このビスケットを紅茶にダンキング(dunking、紅茶に浸すこと)しながら食べるのが英国流だそうです。

英国展_リントンズ_ティースタンド

英国展_リントンズ_ミルクティー

 

上のツイートでは「スルスル飲みやすく、渋くないのに薄くない味わい」と紹介されていますが、確かに渋みはないものの、コクもほとんど感じられず、かなり水っぽい味でした。「ゴールド」に使われているケニア産の茶葉は、渋みが少なく比較的マイルドな味が特徴ではありますが、それにしてもこのミルクティーは味が薄すぎです。味がないせいでかえって「スルスル」と飲むことはできず、ビスケットがなければ全部飲み切るのは難しかったと思います。以前「ゴールド」を買って自分で淹れたときは、ここまで薄くは感じなかったと記憶しているので、淹れ方の問題だったのかもしれません。

 

ミルクティーを飲み終えた後は、物販コーナーを回って焼き菓子などをいくつか購入しました。特にスコーンは食べ比べのためにたくさん買い込みました。

英国展で購入したものたち

 

写真の左上から時計回りにご紹介します。

  • ショートブレッドハウス オブ エディンバラショートブレッド
    青がオリジナルレシピ(プレーン味)、赤がチョコ&オレンジです。
  • フォリウムフロリス タカラヅカのシュガーレース
  • ベノアのスコーン(袋入り)
    プレーンといちじくくるみを買いました。
  • デバラベーカリーのスコーン
    こちらはプレーンとフルーツ入りにしました。
  • 焼菓子工務店の英国レモンケーキとドロップスコーン

 

2つ目の「シュガーレース」とは、元宝塚歌劇団花組でシュガークラフトアーティストのみずき愛さんが考案した、ティータイムのためのお砂糖です。紅茶に浮かべると、お砂糖がゆっくり溶けていくので、ただの砂糖としてだけでなく、アートとしても楽しめます。

英国展_フォリウムフロリスタカラヅカ_シュガーレース

この写真は僕の家にあるタミル文字のカップですが、もっと綺麗で高級なカップを使うと、よりいっそう見栄えがすると思います。

 

また、最後の焼菓子工務店は、横浜の白楽にある焼き菓子専門店で、今回が英国展初出店だそうです。ドロップスコーンもサクサクで美味しかったのですが、英国レモンケーキがとにかく絶品でした。いわゆるレモンドリズルケーキに当たるものだと思いますが、上のアイシングが甘すぎずちょうどよく、下の生地はレモンの風味が強く主張しており、まさに僕の好み。焼菓子工務店は3日で出店が終わってしまったので、買えてラッキーでした。

英国展_焼菓子工務店_英国レモンケーキ

 

もちろんベノアやデバラベーカリーのスコーンも美味しくいただきました。食べ比べてみると、お店によって味や食感がまったく違うのが面白いですね。僕としては、デバラベーカリーのモッサリ具合が好みです(笑)。

英国展_スコーン

 

パート1のご紹介は以上です。パート2にも足を運ぶ予定なので、また記事をアップしたいと思います。