(最終更新:2021年3月13日)
前回の青山ティーファクトリーに続き、今回も神保町の紅茶の名店ということで、ティーハウスタカノに行ってきました。ティーハウスタカノは1974年オープンの歴史あるお店で、東京で最も古い紅茶専門店と言われています。
場所は靖国通りを挟んで青山ティーファクトリーの反対側にあります。神保町駅のA7出口を出てしばらく歩いたところにありますが、目印としてわかりやすいのは三省堂書店です。
三省堂を出て、すずらん通りを少し歩くとこんな看板が見えてきます。サンマルクカフェがある交差点まで来てしまったら行きすぎです。
お店の入り口はこんな感じ。ここから階段で地下に降りたところにあります。
初めて訪れるときは「本当にこの先にあるの……?」とちょっと不安になりますが、いざ降りてみると、店内は予想以上に明るく広々としています。大きなカウンターテーブルが真ん中にあり、それを取り囲むように2人がけや4人がけの座席が並びます。
メニューは専門店らしく、茶葉やアレンジティーの種類が豊富ですが、特にお得なのは、開店から13時半までの時間限定で注文できるランチセットです。サンドイッチ4種(ミックスサンド、ヘルシーサンド、ハムトースト、チーズトースト)の中から1品と、ホットまたはアイスのセイロンティー、そしてミニサラダが付いて900円。しかもホットの場合はポットでサービスされ、ティーカップに約2杯分はあります。1杯目はストレートで、2杯目はミルクを入れて、というように飲み方を変えて楽しむこともできます。
セットの紅茶はディンブラのBOPと思われますが、ウバに近いミントのような爽やかな香りがかなり強く、味も渋みが強めです。人によっては最初からストレートで飲むのはきついかもしれません(僕もそうでした)。
また、ランチセットを注文すると、通常500円のフルーツババロアを220円で追加することができます。
「フルーツ」と言いつつ、ミルク感が濃厚でクリーミーなので、紅茶はストレートないしミルク少なめにするのがおすすめです。
さらに、ランチタイムでなくても、チーズケーキやスコーンなどのスイーツが充実しており、ティータイムにのんびりくつろぎながら紅茶とスイーツを楽しめます。
神保町の古書店街のど真ん中にあるので、書店巡りの途中で一休みするにはもってこいのお店です。ただし、数年前(2016年)から日曜定休になっている点にはご注意ください。いくら神保町がオフィス街でもあるとはいえ、日曜日もそれなりに人がいるので休むのはもったいない気もしますが……まあ、お店にも休みが必要ですよね。
ティーハウスタカノの公式サイトはこちらです。茶葉の入荷情報などのお知らせも随時掲載されるので、チェックしてみてください。