(最終更新:2021年1月18日)
神保町周辺には紅茶の名店がいくつかありますが、今回はその中の1軒である青山ティーファクトリーにお邪魔しました。
神保町にあるのになぜ「青山」? 実は元々このお店、港区の南青山で創業し、その後大岡山、そして神保町と移転してきたのだそうです。以下の記事によると、店名に「青山」と残しているのは「旧店の常連が足を運びやすいように」との思いからとのこと。
場所は若干わかりにくいところにあります。神保町駅のA5出口を出て、靖国通り沿いにお茶の水方面に進み、洋食屋ランチョンの前を通った後、最初の曲がり角*1を左に曲がってしばらく歩くとたどり着きます。まあ、今はスマートフォンで検索すれば一発ですが……。
お店の外観はこんな感じです。店頭の黒板に書いてあるとおり、スリランカ紅茶の専門店です。
中に入ると、4人がけのテーブルが2つとカウンター席が4つあります。かなりこぢんまりとしたお店ですが、現在は店頭やオンラインショップでの物販がメインなのだそうです。
そんなこのお店の売りは、質の高いスリランカの紅茶をお得な値段でたっぷり楽しめること。単品でもシングルエステート(単一茶園)の紅茶がたった500円で飲めてしまいます。しかもティーポットでサービスされて、ティーカップ3~4杯分は楽しめます。
さらに、サンドイッチや焼きたてのワッフルなどのフードとセットで注文することもできます。セットの値段は1,000円前後で、シンプルなワッフルのセットに至っては何と800円! とにかくお得です。
最初に訪問したときに僕が注文したのは、シンプルなワッフルと紅茶のセット。紅茶はウバのエイスラビー茶園を選びました。
エイスラビーはいわゆるウバの香りとは違いましたが、甘い香りと味のバランスが良く、ストレートでも飲みやすく感じました。
また、後日再訪問した際は、ビーフストロガノフのサンドイッチのセットにしました。紅茶はディンブラのサマーセット茶園のペコーをチョイス。これが驚くほど美味しい紅茶でした。
他にもスリランカ紅茶の主な産地の茶葉はひととおり注文することができ、複数の茶園の茶葉が揃っている産地もあります。なお、茶葉のラインナップはそのときの仕入れ状況に応じて変わるそうです。
小さいお店とはいえ、たっぷりの紅茶をゆっくり楽しむお客さんも多いようです。ランチタイムやお茶の時間にセットを頼んでのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?