ただの紅茶好きが紅茶について色々語ったり勉強したりするブログ

ただの紅茶好きが、紅茶について知っていることをお話ししたり、紅茶の本やレッスンで勉強したりするブログです。

ルピシアのアドベントカレンダーの中身全部レビュー

今年もいよいよクリスマスがやって来ました。クリスマスシーズンの楽しみ方のひとつと言えば、日本でもかなり親しまれるようになってきたアドベントカレンダーが挙げられます。

ご存じの方も多いと思いますが、アドベントカレンダーとは、12月1日から24日までの間*1、毎日ひとつずつ箱や窓を開けていき、その中身を楽しみながらクリスマスまでのカウントダウンをするというものです。箱や窓の中身としては、絵が描かれていたり、詩が書いてあったりすることもあれば、ちょっとしたお菓子や雑貨などが入っていることもあります。最近は化粧品ブランドがアドベントカレンダー型のコフレを出していたりもしますね。

さて、今年はそんなアドベントカレンダールピシアが初めて発売しました。商品名は「クリスマス アドヴェントカレンダー」。特にひねりのないストレートな名前ですね。

prtimes.jp

今回はルピシア初のアドベントカレンダーを開けていきますが、おそらく発売日直後に中身のネタバレをした人もいるでしょう。そういう無粋な人たちの二番煎じにならないよう、この記事では中身を全てレビューしていきたいと思います。

*1:本来のアドベント(日本語では「待降節」「降臨節」などと呼ばれる)は、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの期間を指すため、年によって長さが変わるのですが、実際のアドベントカレンダーの期間は12月1日からクリスマスイブまでになることが多いようです。

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雲南紅茶(滇紅)の特徴とは? 産地別紅茶の研究(15)

先月中旬、突然たくさんのスターが付いたり、ブログの読者が急増したりしたので、「一体何があったんだろう……」と不安になったのですが、なんとブログ開設5周年の記事「きょうのはてなブログ」で紹介されました

これをきっかけに記事を読んだり読者登録をしてくれたりした皆さん、本当にありがとうございます。以前にもお知らせしたことがあるのですが、このブログは不定期更新なので、あまり頻繁には更新していません。それでもよろしければ今後ともお付き合いくださいますと嬉しいです。

さて、今年のうちに「産地別紅茶の研究」シリーズをもう1回投稿しておきたいということで、今回は中国・雲南省の紅茶について取り上げます。中国の紅茶というと、日本ではキームンや正山小種(ラプサンスーチョン)がメジャーですが、実は雲南紅茶も世界的に有名な銘柄のひとつです。キームンや正山小種が好きではないという方でも、雲南紅茶であれば美味しく飲めるかもしれません。

なお、雲南紅茶は中国語で「滇紅(てんこう)(ディエンホン)」と呼ばれることもあります。滇は雲南省の古い呼称です。

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イングリッシュブレックファストを飲み比べてみた(8)2023年英国展編

久しぶりのイングリッシュブレックファスト飲み比べです。今回は日本橋三越の英国展(オンライン含む)で購入した茶葉4点をレビューします。なお、順番はブランド名のABC順です。

英国ブランドのイングリッシュブレックファスト

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TEAPONDのオリジナルブレンド全種レビュー

今日11月1日は日本紅茶協会が定める「紅茶の日」。そんな記念すべき日に産声を上げた紅茶専門店があります。それは東京・江東区清澄白河に拠点を構えるTEAPONDです。2010年11月1日の開業から今年で13周年を迎えたTEAPONDは、清澄白河の本店以外にも、港区の青山、大阪の梅田、京都の四条河原町(10月17日オープン)、そして麻布台ヒルズ(11月24日オープン予定)と、精力的に店舗を増やしています。

今回はそんなTEAPONDのオリジナルブレンド紅茶7種を飲んでレビューしたいと思います。なお、あくまでレビューであって宣伝ではないため、率直に感想を書いているという点はあらかじめご了承ください(このブログの記事はどれもそうですけど)。

TEAPOND商品パッケージ

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5周年記念にフォロワーさんの質問に答えてみた

今日、2023年10月28日でこのブログは開設5周年を迎えました。あまり頻繁に更新できているブログではありませんが、こうして5年間も続けてこられたのは、お読みくださっている読者の皆さんのおかげです。いつも本当にありがとうございます。

さて、5周年記念ということで、普段とは趣向を変えて、X(旧Twitter)でフォロワーの皆さんから質問を募集しました。

今回はお寄せいただいた質問に答えていきたいと思います。

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