前回の記事では、グラン・マルシェのメインとも言える、お茶の試飲コーナーをレポートしました。今回は、それ以外のコーナーの様子をご紹介していきます。
まずはこちら、ルピシアの地域限定茶のコーナーです。
ルピシアには、全国の店舗で購入できる通常の商品だけでなく、各地域の店舗(と通信販売)でしか購入できない地域限定のお茶もあります*1。それぞれの地域の名所や特産品などからイメージした豊富なラインナップで、その数は日本全国で合計40種類以上もあります。グラン・マルシェでは、この地域限定茶が一堂に会します。
さらに、ルピシアは日本国内だけではなく、パリ、メルボルン、ハワイにも店舗を構えており、それぞれの国限定の茶葉もあります。この限定茶は各国の店舗かネットショップでしか購入できないので、日本で手に入るのはグラン・マルシェだけのチャンスです。
地域限定茶には試飲はありませんが、会場で販売しているすべての種類に茶葉のサンプルが用意されており、香りやブレンドを確かめることができます。
なお、各地域の店舗では50g単位で購入することができますが、グラン・マルシェで販売されているのは20gのプチ缶です。その分いろいろな種類を揃えられるのは嬉しいですね。
ちなみに、人気第1位は広島限定の瀬戸内リモーネだそうです。グリーンルイボスをベースにレモンマートルなどをブレンドし、レモンの香りをまとわせた爽やかなお茶です。カフェインフリーなので、時間帯を気にせず飲むことができます。カフェインに弱い方や妊娠中の方、お子さんなどにも安心です。
続いては、チャイの実演コーナーを見てみましょう。
普通のミルクティーだけでなく、ロイヤルミルクティーやインドのチャイのように、紅茶を煮出してミルクやスパイスを加えて飲むのも美味しいですよね。グラン・マルシェでは、インド式のチャイの作り方を実演してくれます。もちろん、淹れたチャイはその場で試飲することもできます。
今回はタイミングが悪く、実演しているところを写真に収めることができなかったので、昨年(2018年)の東京会場で撮影した実演の様子を載せておきます。
このときのチャイは、なんと加賀の棒茶と花山椒で作っていました! 僕も試飲しましたが、花山椒の香りがとても爽やかで、今までに飲んだことのないユニークな味でした。もちろん美味しかったですよ。
なお、チャイ作りのポイントは次の3つだそうです。
- 沸騰したお湯(牛乳ではない!)に茶葉とスパイスを入れて、茶葉本来の味を引き出す。
- 牛乳を入れたら、たんぱく質が壊れたり膜が張ったりしないように、沸騰を避ける。
- 上の画像のように、よく撹拌して空気を含ませる。
地域限定茶やチャイの実演だけでなく、会場内にはさまざまなグッズや食品を販売しているコーナーもあります。
たとえば、ルピシアでは紅茶によく合うスコーンも製造しています。通常は自由が丘の本店か通信販売限定ですが、グラン・マルシェの会場内で購入することもできます。通信販売より安い値段でまとめ買いもできるので、おみやげにもぴったりです。
また、北海道のニセコには、レストランやスイーツショップ、ギャラリーなどを兼ね備えた複合施設「ヴィラ ルピシア」があります。ここで販売しているスープやカレー、調味料などを購入できるのも、ヴィラ ルピシアとオンラインストアを除けばグラン・マルシェの会場だけです。
そして、会場内ではプロの歌手や演奏家を招いたステージショーも開催されています。
こちらも今回はタイミングが悪かったので、ステージの写真だけ……。
さて、会場内をあちこち回って、そろそろお腹が空いてくる頃です。次回はグラン・マルシェ会場限定のフードやスイーツをご紹介します!
その3はこちら↓
teaisbalmforthesoul.hatenablog.com
*1:以前は「ココデシカ」という名前のブランドでしたが、いつのまにかその名前がなくなってしまったようです。