(最終更新:2021年7月11日)
突然ですが、ルピシアが茶葉や茶器だけでなく、さまざまな食品の販売も行っていることをご存じでしょうか? スコーンやチョコレートのようなお茶に合うお菓子はもちろん、「ルピシア グルマン」というブランドでは、スープやカレーなどの冷凍食品、さらにはビールまで製造しています。
そんなグルマンの中でも特に人気の高い商品のひとつが、「グラス&ソルベ」というアイスクリームです。北海道・ニセコ産の生乳と、ルピシアで人気の高い茶葉を組み合わせて作られた「グラス&ソルベ」は、2019年の発売以来、取り扱い店舗が増え続けています。また、取り扱い店舗が近くにない場合でも、オンラインストアで注文することができます。
これからの季節は、暖房の効いた部屋で冷たいアイスクリームを食べるのも乙なもの。そこで今回は「グラス&ソルベ」全7種をニセコから取り寄せて、食べ比べてみました。
購入方法
「グラス&ソルベ」は、店舗で購入する場合は単品で買うことができますが、オンラインストアで注文する場合は、4・6・8個のいずれかのセットで買うことになります。なお、セットの内容は自分で選ぶことも可能です。今回は通常商品4種と期間限定商品3種を網羅する形で注文しました。
では、まずは通常商品の4つから食べていくことにしましょう。
ロイヤルミルクティー ASSAM
今回食べた中で味のクリーミーさがいちばん強いように感じました。アッサムの風味は、口に入れてしばらく経ってから、じんわりと広がってきます。
抹茶 宇治田原 あさひ
他のブランドの商品ほど抹茶味の主張が激しすぎず、上品な味わいです。抹茶が苦手な人でも食べやすいのではないかと思います。ミルク感もそこまで強くないので、さらっと食べられてしまいます。
なお、抹茶は通常のセットだけでなく、プレミアムのセットにも入っています。
焙じ茶 鬼の焙煎
抹茶とは対照的に、ほうじ茶の香ばしさが前面に出ています。ビターチョコレートのチップが入っており、食感のアクセントにはなりますが、アイス自体がほろ苦いので、味の面ではあまりインパクトはありません。
白桃烏龍 極品
白桃烏龍の茶葉はルピシアの大人気商品のひとつですが、まさにその白桃烏龍そのものの味がします。ベースの台湾烏龍茶はミルクとはあまり相性がよくないはずですが、このアイスは白桃烏龍とミルクの味がよくマッチしています。
ちなみに、白桃烏龍のアイスは以前ルピシアのグラン・マルシェに行ったときにも会場で食べたのですが、そのときのアイスにはラズベリーのソースが入っていました。それはそれで美味しかったので、ラズベリーのソースがなくなってしまったのは少し残念です……。
さて、通常商品を食べ終えたところで、今度はプレミアムセットの商品のうち、抹茶を除いた期間限定の3種を食べていきましょう。
キャロル&キャンディクランチ
キャロルはイチゴとバニラの香りがする、クリスマスの看板商品の茶葉で、ミルクティーにするとイチゴのショートケーキのような味になります。それをアイスにしただけあって、まるでアイスクリームケーキのような味です。ほのかに感じられるバラやラズベリーの香りのおかげで、よりいっそう華やかな味わいになっています。
ダージリン&バーボンレーズン
ダージリンの渋みとウイスキーの香りが相まって、大人の味がします。ベースのダージリンはオータムナル(秋摘み)の茶葉だそうです。オータムナルはダージリンの中でもミルクによく合うので、美味しくならないはずがありません。このアイスをお酒と一緒に楽しむのも面白そうです。
マサラチャイ&キャラメルナッツ
甘くスパイシーなチャイの味にナッツの食感がマッチします。チャイのアイスクリームだけだと刺激が強すぎるところに、ナッツが入ることで味のバランスが良くなっています。
というわけで、「グラス&ソルベ」全7種を食べてみました。どれも美味しいのですが、個人的にはプレミアムのキャロル&キャンディクランチと、マサラチャイ&キャラメルナッツが好みです。
なお、プレミアムの3種類は今の季節限定とのことで、いずれ他の味が登場するかもしれません。その場合はまたこのブログで取り上げたいと思います。