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銀座駅直結のレストランでおしゃれなアフタヌーンティー! サンク(東京・銀座)

(最終更新:2023年4月19日)

コロナ禍の影響もあり、なかなか新しいお店を開拓できていなかったので、紅茶のお店の記事は2年半ぶりとなります。今回紹介するのは、銀座のど真ん中にありながら、手頃な価格でランチやアフタヌーンティーが楽しめるレストラン、サンクです。

 

場所は銀座5丁目。フランス語で数字の「5」を意味する店名のとおりですね。

東急プラザ銀座が面している数寄屋橋交差点から、銀座三越のほうに向かって晴海通り沿いに数十メートル歩くと、エルメス銀座店があります。その隣にある東京メトロの入口から地下に降りると、すぐにお店が見つかります。

サンク外観

地下鉄で銀座まで来た場合は、B6出口を目指せばOK。駅直結なので、天気の悪い日でも安心です。

対鶴館(たいかくかん)という建物の名前のロゴが目印です。

B6出口にはお店の看板があります。

店内は通常のテーブル席のほか、ソファ席やバーカウンターもあります。席の間隔が広く、ゆったりした雰囲気なので、お茶を飲みながらのんびり過ごすのにちょうどよいお店です。

メニューに関しては、まず時期によってラインナップが変わるランチがお得。主菜にサラダやドリンクなどが付いて、1,000円台で注文できます。元々はフレンチレストランだったそうなので、味は折り紙付き。

ミートソースのホットサンド。サルサソース付きでした。

鶏肉のトマトソース煮込み。じゃがいもが丸ごと1個入ってボリューミーです。

名物のサラダプレート。

ランチのドリンクには、コーヒーやジュースなどのほか、もちろん紅茶が選べます。基本はヨークシャーティーのようですが、お店のオリジナルブレンドが選べる場合もあります。

ヨークシャーティーは牛乳たっぷりのミルクティーにもぴったり。

また、ランチメニューと一緒に(またはランチの代わりに)デザートを注文することもできます。当然ながらデザートは自家製です。

クリームティーとシフォンケーキ。スコーンが食べかけで恐縮ですが……。

日替わりのケーキ。この日はバッテンバーグケーキでした。

さらに、ティータイムのお茶はポットで提供してもらえますが、並の紅茶専門店以上にお茶の種類が豊富なのです。サンクの公式サイトで紹介されているブランドをリストアップすると、

  • カメリアズティーハウスロンドン
  • テイラーズ・オブ・ハロゲイト(ヨークシャーティーを含む)
  • ティーピッグス
  • AOBA Tea Dealer and Retailer

となります。英国ブランドを中心とした本気のラインナップ*1です。しかも、一部の茶葉は店頭で販売されているので、お店で飲んで気に入った茶葉を買って帰ることもできます。

そして、極めつけはやはりアフタヌーンティーでしょう。上に挙げたブランドのお茶を好きなだけ注文できます。

もちろんフード類もオープンサンドにスコーン、ケーキとひととおり揃っています。

オープンサンドとケーキ類はスタンドに乗せて提供されます。

スコーンは別途、バスケットに入って提供されます。温められているのが嬉しい。

これだけ至れり尽くせりで、なんと税込4,300円(2023年4月現在*2)です。下手なホテルのラウンジより良心的ですね。なお、アフタヌーンティーは基本的に13時半からとなります。それより早く注文したい場合は、お店に問い合わせておきましょう。

 

というわけで、隠れ家のような落ち着いた雰囲気の空間で、英国風のランチやティータイムを楽しみたい方におすすめのお店です。なお、基本的に平日のみの営業なので、行くときは曜日にご注意ください。

*1:なお、最後のAOBAは埼玉の川越にあるお茶の専門店です。店主の飯白さんは、ロンドンのフォートナム・アンド・メイソンで勤務した後、2021年にAOBAを立ち上げたとか。これから要注目のブランドです。

*2:コーヒー類も注文したい場合はプラス1,000円。乾杯用のスパークリングも付くそうです。